
2025年の春、9日間フィリピンのセブ島を訪れた。初めてのフィリピン。
一度は行ってみたいと思っていた、日本では有名なビーチリゾート、セブ島。
今回の旅は、ユナイテッド航空の航空券を購入したことから始まった。
セブ島への直行便というと、有名なのはセブパシフィック航空。セブパシフィック航空は、LCCなので帰国便が夜中か早朝の出発。これは、とても悩ましい。そういうことで二の足を踏んでいたのだけれど、去年から、ユナイテッド航空が就航しているということを知り、Skyscannerで航空券の値段を見たら、それほど変わらないということを知った。往復約4万円。
それは、絶対ユナイテッド航空の方がいいに決まっている!と即座にユナイテッド航空の航空券を購入した。
が、である。
購入したはいいが・・。
出発が17:45成田出発、 22:05到着。これは・・。
初めての国に深夜到着はきつい😓
どうしようと、悩んでいたら、
空港近くの宿で、空港送迎をしてくれるというホテルを見つけた!
頼もしい☺️
深夜到着でも大丈夫かも・・👍と気持ちが軽くなった。
次に、その後滞在するホテルをどこにするのか?
まずエリアを決める。どのあたりがいいのか?
調べると、マクタン島の東海岸のリゾートエリアというのでよさそうだ。シャングリ・ラをはじめ、豪華なホテルがたくさん建ち並んでいる。ホテルの施設が充実していて、ホテルの中で完結するタイプだ。ゆっくりとリゾートライフを過ごすのによさそうな感じである。
が、なかなかの値段である。リゾート料金であり、アジア料金ではない。
セブ島でどう過ごすのか、まず決めた方が良さそうだ。
いろいろ調べていると、セブ島で綺麗な海に行くためには、ツアーを申し込む必要があること。そうか、、、、、
ツアーに申し込んで、早朝から集団行動もきついなぁ。
綺麗な海で泳ぐというのも、まぁ今回はなくてもいいかな〜ということで、ゆっくり過ごす旅にした。
海を見たり、ホテルの周辺を散策したり、プールサイドで本を読んだり、映画を見たり、ゆっくり過ごす旅!
そういう旅では、ホテル選びが重要になる。どこにするのか?
マクタン島の東海岸、リゾートエリアのホテルをGoogle mapで見ていく。
口コミの評価の高い宿、値段も高すぎないところ。
丁寧に、口コミを見ていく。
海沿いでプールもあり、立地もよさそうなところ。
見つけた!
EGIリゾート&ホテル
海沿いにあり、大きめのプールもある。ホテルの周辺もスーパーや飲食店もあり便利そう。

これで、航空券を取り、ホテルも予約した。
後は、当日成田空港に行けばいい!
旅行当日気がついたのは、成田空港第一ターミナルを利用したことあったっけ?ということ。
タイ・バンコクは羽田空港、香港行きのキャセイ航空は第二ターミナル、プーケット行きで利用したマレーシア航空は第二ターミナル、バリ島行きのシンガポール航空は羽田空港から、タイ・クート島行きのタイ航空は羽田空港から。過去ほとんど利用したことがないかも。
多分だいぶ前だけど、唯一ユナイテッド航空でニューヨークに行った時だけだと思う。
なぜそう思ったかというと、時間ももちろんあると思うけど、制限エリア内に入ったら混雑していたこと。レストランやフードコート、売店が長蛇の列。第二ターミナルでは感じなかった混雑。制限エリア内の、飲食店やお店の少なさである。
その後遅延もなく、定刻通り飛行機に乗り込んだ。
久しぶりのアメリカの航空会社。底抜けに明るい。アジアの航空会社とは、また違う雰囲気だ。座席は少し狭い!と感じたが、3−3の座席配列、機体が小さいからなのかと。そしてその機体が小さいからこその、とても軽やかで潔い離陸に、驚いた!かっこいい!と思ってしまった。
機内食を食べ、コーヒーを飲み、ゆっくり映画を見ているとあっという間にセブ島へ到着した。
飛行機を降りて、足早にガラガラの空港内を歩き、ほとんど並んでいない入国審査を終え、出口手前で両替も済まし、出口を出ると、ホテルのお迎えの方が待っていた!無事セブ島に到着、送迎の方にも会え、ほっとしながら、車に乗り込んだ。深夜到着だからか、セブ島の空港の全てがスムースに進んだことに、安堵し、思わず笑顔になった。大きな車に、乗っていたのは私1人。そして、10分ほどでホテルに着いた。
ホテルに着くと、案内の人もいたし、フロントのお姉さん2人が笑顔でそしてテキパキとチェックインの手続きをしてくれて、あっという間にホテルの部屋で、ホッとできたのは10:50
飛行機が到着して、約1時間後にはホテルの部屋にいれたのはすごく良かった。
無駄なストレスや疲れがない。
深夜到着は少し不安だったが、このホテルは正解だった👍
このホテルの場所は、マクタン島の西海岸。
翌朝、朝食が付いていたので、美味しくいただく。


その後、徒歩で10分ほどのショッピングモールへ。
大きいショッピングモールだが、なんとエアコンが効いていない。長くいると暑いが、商品も整然と並び、品数も多いので買い物にはいいのではと思う。
その後、Grabで7日間宿泊する宿へ移動。
チェックインを済ませ、無事部屋へ。
長期滞在者用のホテルなのか、キッチンというかシンクがあり、二人用リビングテーブルセットもあるのが特徴的。
ホテルには、大きめのプール、そして誰も泳いでいないけど小さいビーチも一応ある。
古いホテルだけど、リフォームがされておりあまり古さは感じない。そして決して華やかさはないが、地味で快適な宿という印象。
私は、毎日プールで泳いだ!混んでいなくてゆっくりとプールサイドで過ごせたのは利点である。

そして、お腹が空くと、近くのレストランに行き、韓国料理やタイ料理を食べた。その帰りにスーパーを覗き、水やおやつを買った。時にはマクドナルドにも行った。どんなところでも同じクオリティのマクドナルドに思わず感謝した自分がいたのには驚いた。
また徒歩圏内に大きめなホテル、ブルーウォーターマリバゴがあり、デイパス利用でホテルのビーチで優雅に過ごした。そして、豪華なランチブッフェも堪能した👍

ゆっくり過ごすには、とても良い場所に宿泊したと思う。
あっという間の9日間だった。
帰国便は、朝の 09:15 発。宿泊のホテルから早朝にGrabで移動した🙆♀️
小さめの空港なのと、早朝だったからか、全てがスムースで、あっという間にゲート近くに着いていた。
だいぶ早く着いたので、搭乗までゆっくりと過ごした。帰りの便は席がアップグレードされていて、エコノミープラスの席だった。行きの席は狭いと感じていたが、帰りは快適にだった。
離陸して、窓からみえるマクタン島の景色に圧倒された!とても平地でリゾートホテルがニョキニョキと建っている、美しい海と平坦な陸地、なんとも表現しずらいが、さっきまで自分がいた、9日間過ごしたマクタン島である。
あまりアクティブに動いたわけではないし、毎日韓国料理ばかり食べていたので、フィリピンについて分かったのか?というと、多分全然分かっていないと思う。が、見聞は広がったかな⁉️というレベルだ。
でも、今までのアジアの国々とは、やはり違うし、フィリピンはフィリピンなのだ。
貧富の差が大きいのは分かったし、必要以上に人が雇われていたのは、人件費が安いからだと思うけれど、無駄だなぁ、、、と思うことが多かった。が、それで多くの人が雇ってもらえるなら良いことなのかもしれないが、根本的なことが変わらない限り、それは目先の収入であり、本当の意味の働く場を与えることとは違う様な気がした。
アジアの中で、これほどキレイな英語を話せる国はないと思うけど、それが生かされてなくてもったいないなぁとシンプルに思った。
アジアの国々がなぜなかなか成長しないのか、またタイのように成長しても、本当の意味の国民みんなが成長するチャンスがないというのが、とても残念な気がする。大事なのは、国のトップにいる人々が自分の利益、一部の人の利益ばかりでなく、国民の利益を考えて動ける人がいるかどうかなのだろうなぁと、それができる国が先進国なのだろうなぁと、実感した。
日本は、高齢化、少子化、経済の停滞など、多くの問題を抱えているけれど、多くの国民に自由が与えられ、子供達にも学ぶ機会は与えられ、最低限の生活の保証もある。
不満を言うとキリがないが、やはり自由で、豊かで、学び成長する機会は与えられている。そういう日本に感謝する旅となった。
今回の旅で、アメリカの航空会社、ユナイテッド航空を利用したことも、感慨深い。久しぶりのアメリカの明るいフレンドリーな社風は、気持ちが良かった!アメリカからの路線だけでなく、東京成田空港を拠点にしアジア路線へ進出したことは、アジア経済がこれから成長するということなのだろう。