私は51才、専業主婦です。
26年間、3人の子育てと家事をしてきて、何か特別なスキルがあるか？と言われると、何もないのです。
もちろん、必死で子育てをしてきて、自分の中で選択をしてきています。
仕事をするか、しないか。
転勤族でもあり、そして私は大好きな絵を描き続けること、ゆっくりと子育てをすることを選択しました。優先順位をつけたのです。
学生時代、美術を学び、百貨店の美術部に勤務し、個展も何度も開き、公募展に出品、入選、今でも家の中は絵であふれています。
＝＝＝＝
勝てないのは努力が足りないからじゃない
〜 自分の才能や能力、置かれた状況などを明らかにして、よく理解し今、この瞬間にある自分の姿を悟る〜
＝＝＝＝
私は、「絵を描くこと」はやめませんが、「アーティスト」をあきらめました。
それは、「自分の才能や能力、置かれた状況・・・」を理解したから。
＝＝＝＝
〜「この道が唯一の道でない」と意識しておくことによって選択肢が広がる。
「今の人生」の横に走っている「別の人生」がある〜
＝＝＝＝
自分が「アーティスト」をあきらめた時、正直、自由になれた気がして、ほっとした自分がいたのには、驚きました。絵を描くことは大好きですが、それだけを目指す必要はないと。
そう、自由に自分の人生を歩んでもいいのです。
学生の時、社会人の時、結婚してから、子育てをしている時、ずっと、やるべき事、すべき事ばかりの人生だったような気がします。もちろん、最大限に楽しみながらですが。
私は、主婦そして子育ては、家族の人生のお手伝いだと思います。
決して、特別なスキルも外からの収入もないけれど、大切な仕事だと思うのです。
でも、子育てに関して思うのは、子供の成長を願って、やってあげること、それがだんだん、やってあげることが目的のようになるのが、母親のしごとのこわいところ。
＝＝＝＝＝＝＝
〜手段を諦めることが諦めだと思っている。
目的さえ諦めなければ、手段を変えてもいいのではないだろうか〜
＝＝＝＝＝＝
そう、子どもの成長を願って、やってあげることをやめること、やめることを選ぶこと、やめる勇気と決断、諦める力が大切だと思います。
そして、ようやく自分の人生を新ためてスタートすればいいのです。
スキルなしの自分がどう生きるか。生きていくのか。
＝＝＝＝
〜自分にとって大事なものを選択し続けることで徐々に出来上がってくる〜
〜自問自答を繰り返す〜
＝＝＝＝
ようやく子育ても終わりに近づき、この何年か、自分はどうしたらいいか、考えていました。
やりたいことはいっぱいあったし、行きたいところもいっぱいありました。
まず行きたかったところ、ニューヨーク、行ってみました。
そして、フィンランドのガラス美術館も行きました。
そして昨年、YouTubeで、自分が見たものを社会に発信することを始めました。
今年春のコロナの頃、インスタグラムも始めました。
そして、7月からブログで自分の考えを発信することも始めてみたのです
最近は、Twitterも。
いつも、やりたいと思うことを、チャレンジしています。
それは、自分の人生をより楽しいものにしたいから。
その時その時、たくさんの気づきと、思ってもいなかった発想、視野が広がります。
パソコンなんて、とても苦手だし、文章書くのも時間がかかる。
最近は家事以外の時間は、ずっとブログを書いていたりします。
そして、その合間に、本を読んだり。
自分のために学べることがとても嬉しいからです。
主婦のお友達もいろんな人がいるので、ひも付けせず、全て登録者数は、家族の人数。
今時、ひとけたの登録数とか信じられないだろうけど、ひも付けしないとそうなります。
単に読んでもらう人の数だけ増やしても、意味がないと思うから。
数が少なくとも、共感してくれる人に読んでもらえればいいと思うから。
世間体とか、社会的にとか、全く気にしなくていいのが、今の一番の幸せです。
人と比べないこと、他人からの評価、社会的な評価、そういうのを気にしないこと、それが、私にとって、大切だと思うことなのです。
スキルなしの私が、何をすればいいかは、まだ分からないけど、いろいろ気になったらチャレンジし続ければいいって、思っています。
何しろゼロからのスタートだし、失うものもないし、失敗ばかりなので何も怖くないです。
＝＝＝＝
〜ただがんばったという満足感と成果とは別物〜
＝＝＝＝
そうは言ってもやっぱり、成果、たくさんの人が私の発信するもの見てくれたらいいですね。
最後に、為末さんのお母さまの言葉
＝＝＝＝
「陸上なんか、いつだってやめていい」
＝＝＝＝
そういう言葉を、私も自分の子供たちにかけたいし、自分もそう思って生きていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしよろしかったら、YouTubeご覧ください。
北欧/フィンランド /My ART Walk in Finland! Helsinki,The finnish glass museum /Music by Ikson-Paradise
New York Public art(Manhattan,Brooklyn)Chelsea,ニューヨーク/パブリックアート
